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2012年1月24日 (火)

短いお話4

「涙の量」
「あなたに見せといてあげる」
そう言うと彼女は、満杯に水が入った500mLのペットボトルを僕の前に置いてみせた。
なんだこれは?
不思議がっている僕の顔から目を離さず、彼女は言った。
「あなたと付き合って6年。私が流した涙よ」
女は怖いとは、聞いていた。
人並みに、実感もしていたつもりだった。
だけど、まさかここまでとは。
「集めていたっていうのか?涙を流すたびに」
僕が恐る恐る聞くと、彼女は「馬鹿じゃないの。そんな訳ないじゃない。これほど、あなたに泣かされたって例えよ」と笑いもせずに答えた。
僕は何度も浮気をした。
彼女に何度も仕事の八つ当たりをした。
彼女に何度も汚い言葉を投げつけた。
その度に、彼女は泣いていた。
たしかに貯まれば、これくらいの量にはなるだろう。
僕は納得するのと同時に、断られることを覚悟した。
いや、断られるどころか、ただでは済まないかもしれない。
彼女の真面目な表情に、僕は身の危険すら感じた。
逃げようと席を立とうとするが、恐怖で足が動かない。
モタモタしている僕を無視して、彼女は続ける。
「後、これも見せといてあげる。昨日あなたが言った言葉を聞いて、私が流した涙の量。きっとこれくらい」
そう言うと彼女は、満杯に入った1.5Lのペットボトルを僕の目の前に置いた。
「6年の辛さに1日の嬉しさが勝っちゃったら、結婚オッケーするしかないじゃない」
そういう、彼女はまた泣いていた。


告知です。
「笑道-黒帯-」
日時 2月5日(日)18時〜
場所 ことにパトス(地下鉄琴似駅直結)
前売 800円
札幌吉本の若手芸人がネタで対決するライブに、僕らも出演させていただきます。
ご来場お待ちしています!


コメントありがとうございます!
またよろしくお願いします!


1月の「笑道-黒帯-」を見に来てくれたあなた。
1月23日の「アップダウンWith」を見に来てくれたあなた。
ありがとうございました!
またよろしくお願いします!

2012年1月18日 (水)

ショートショート11

「一つの命」
「このバスは、今から俺が乗っ取った!」
この台詞を吐くのは、もう何度目になるだろうか。
「おかしな行動を取った奴は、すぐさま撃つ」
言い終わると、俺は天井に向かって、一発銃を放つ。
15人程の客達は一瞬黙り、その後に一斉に騒ぎ出す。
俺は天井に向かって、もう一発銃を放つ。
「騒いでも殺す」
客達は言葉を失い、女達はすすり泣く。
騒ぎ出す子供の口を、大人達が無理矢理塞ぐ。
車内を静寂が包む。
何もかもが、いつも通りだ。
飽き飽きする位に、いつもと変わらない展開だ。
この後は、変わってくれよ。
今回こそは頼むぞ。
俺は心で祈り、客達に向かって話し始める。
「俺の目的は人の命だ。俺は人を殺したいんだ。お前らが泣こうが騒ごうが、この計画は変わらない。俺に人の道を説くなんて、時間の無駄だからやめてくれ。俺はきっと生まれつき、狂ってるんだ」
客達の表情がみるみる、強張っていく。
俺は、構わず話し続ける。
「ただ俺だって、むやみやたらに人を殺したい訳じゃない。一人でいい。一人殺せれば、俺は満足だ。そうすれば、他の奴の命は助けてやる」
絶望だけの車内に、微かな希望が生まれるのが手に取るようにわかる。
客同士が、探るように、お互いの顔を見渡す。
これも、いつも通りだ。
「正し一つ!立候補は認めない。俺が死ぬから他の奴は助けてくれ、というのは認めない。推薦だ!こいつを殺してくれ、と推薦しろ!」
推薦だ!
俺は客達の目を見つめる。
「ただ、あまり時間をやるつもりも無い。10秒だ。10秒で一人決めろ。決めれなかった場合は、皆殺しだ」
俺は、すぐにカウントを始める。
「10…9…8…7」
ただただ、騒ぐ馬鹿者達。
「6…5…4…3」
騒ぐだけで、一人を決めれない愚か者達。
「2…1」
頼む!
簡単なことだろ!
一人を推薦しろ!
「0…」
数え切れない程の、銃声が鳴り響く。
車内は、死体の山だ。
いつも通り。
今日も俺は、死ねなかった。


コメントをくれたあなた。
物語への感想をもらえるのは、本当に嬉しいです!
あなたの幸せを、陰ながら祈っています。


告知です。
「アップダウンWith」
日時 1月23日(月)19時〜
場所 SSM/SBA校舎内7階(札幌市中央区北1条西8丁目)
前売 1500円
東京からアップダウンさんが来て、札幌吉本の若手芸人と行うライブです。


「スピーカーズと3組の芸人-サンパチマイク編-」
日時 3月5日(月)19時〜
出演 スピーカーズ 市原 しろっぷ マックラマクラ
場所 SSM/SBA校舎内7階(札幌市中央区北1条西8丁目)
前売 1000円
僕ら主催のライブを、やらせていただきます。
先の話ではありますが、ご予定を空けて遊びに来てもらえると嬉しいです。

どちらのライブもよろしくお願いします!

2012年1月11日 (水)

短いお話3

「ヤマビコ」
あの娘と山に行った。
山に向かって「好きだ―」と叫んだら、ヤマビコから「好きだ―」と返ってきた。

大好きなあの娘と海に行った。
海に向かって「好きだ―」と叫んだら、ヤマビコなんてないのに「好きだ―」と返ってきた。

彼女とチャペルに行った。
「好きだー」と叫んだら、数え切れない程の大きな拍手と、たった一つの最高の笑顔が返ってきた。

花嫁とベッドでイッタ。
「好きだー」と叫んだら、新しい命が返ってきた。

嫁と病院へ行った。
「好きだー」と叫んだら、無機質で平坦な電子音が返ってきた。

あいつが天国へ行った。
「好きだー」と叫んでも、もう何も返ってはこなかった。

娘と山に行った。
「好きだー」と叫んだら、ヤマビコから「好きだ―」と返ってきた。
隣からも「好きだー」と返ってきた。
空からも「好きだー」と返ってきた。
ような気がした。


告知です。
「笑道-黒帯-」
日時 1月15日(日)18時〜
場所 ことにパトス(地下鉄琴似駅直結)
前売り 800円
札幌吉本の若手芸人がネタで対決するライブに、僕達も出演させていただきます。
是非遊びに来て下さい!


ブログにコメントをくれたあなた。
ありがとうございます!
初めてのあなたからのコメントも、いつもいただけるあなたからのコメントも、どちらも嬉しい限りです。

2012年1月 7日 (土)

ショートショート10

「二つの死」
人って、こんなに涙を流せるものなんだ。
自分の目から溢れてくる、とめどない涙に気付いて、そう思った。
母は、病室の隅っこに立って呆然としている。
あまりのショックに泣くことを忘れるどころか、時折小さく笑い声を上げたりもしてる。
母は壊れてしまったのではないか、と不安になる。
父が死んだ。
優しくて強かった、父が死んだ。
いつも家族の味方だった、父が死んだ。
私達のことが大好きで、私達が本当に大好きだった父が死んだ。
涙はまだ、止まりそうになかった。


治療をすれば治らない病気ではない、と医者は言った。
先のことはわからないけど今すぐにどうなるわけでは無い、と医者は言った。
そんな医者の言葉をあざ笑うかのように、父はあっけなく死んだ。
病室で急に咳き込み出し、あっさりと息を引き取った。
父が亡くなったと知った直後、母は父の手のひらをカッターで切った。
「生命線を伸ばすのよ!」
「生き返って!」
母のヒステリックな叫び声は、静かな病室に響き渡った。
母の父への愛の深さに心を打たれ、私の目からは更に涙が溢れてきた。
叫び声に気付いた看護師が病室に駆け付け、異常を認めた看護師が医者を呼び、医者が「ご臨終です」と私達に告げた。


葬儀が終わった。
父の死の直後は、葬儀の準備に終われ考える時間も無かったが、今冷静になって考えてみると数々の疑問が私の中に生まれてきた。
今すぐにどうなるわけでは無い、と医者は言った。
それなのに、父はなぜ死んだのか?
父は、ただ咳き込んだだけだ。
母はなぜ、父が死んだと知れたのか?
「生命線を伸ばすのよ!」
なぜ病室に、カッターなどあったのか?
父の死後、病室の隅っこで小さく笑い声を上げていた母。
数々の疑問は、父の葬儀の最中に、母に終始寄り添っている男を確認して、私の中で確信に変わった。
私は母を憎んだ。
私は母を殺したいほど憎んだ。
葬儀が終わった。
母の葬儀が。


告知です。
「笑道-黒帯-」
日時 1月15日(日)18時〜
場所 ことにパトス(地下鉄琴似駅直結)
前売り 800円
札幌吉本の若手芸人がネタで対決するライブに、僕達も出演させていただきます。
是非遊びに来て下さい!


ブログにコメントをくれたあなた。
ありがとうございました!
12月30日「地方よしもとin札幌」を見に来てくれたあなた。
ありがとうございました!
1月3日のダイエー麻布店でのお笑いイベントを見に来てくれたあなた。
ありがとうございました!


今年も一年よろしくお願い致します。。

2011年12月28日 (水)

短いお話2

「僕の彼女」
「なんで返信してくれないのよ!」
彼女は頬を膨らませて、僕を問い詰めてくる。
「返信はいらないよ」
僕は、彼女から送られてきたメールの最後の一文を読んで答える。
「返信いらないって言われて、はいそうですか、って返さないってバカじゃないの!少しは女心を考えてよ!」
彼女は、政治家にこれくらいの熱があれば日本は安泰だろうな、と思えるほどの口調で捲し立ててくる。
「返信いらないよ」は、返信が欲しいサイン。
女心とは難しいものだ。
「なんで帰るのよ!」
彼女は目を吊り上げて、僕を問い詰めてくる。
「もう帰って」
僕は、デート中の些細な喧嘩の最中に、彼女が言った一言で答える。
「帰ってって言われて、はいそうですか、って帰るなんてどうかしてるよ!本当に女心のわからない人ね!」
彼女は、彼女の言葉の強さで地球は回ってるのではないか、と錯覚してしまう位に強い口調で捲し立ててくる。
「帰って」は、帰らないでのサイン。
女心とは、本当に厄介なものだ。
僕は今、交番の一角のテーブルの前に座っている。
向かいに座る警察官が、呆れた声で言う。
「また君か…。何度目だ。もうあの家には近付くな、とこの前も言ったはずだ」
「だけど、僕の彼女の家だから。彼女の家に、彼氏が行ってなにが悪いんですか!」
「何度も言うけど、彼女は君と別れたと言っている。意思もしっかり伝えた、と言っている」
「たしかに言われましたよ。あなたのことが好きじゃなくなった。別れましょう。ってね」
「そしたら、なんで彼女に付きまとうんだ?」
警察官の言葉に、僕は軽くため息をつく。
愚問だ。
この警察官は、女心を全く理解していない。
だってそうでしょ。
「別れましょう」は、付き合い続けましょうのサインなんだから。


告知です。
「同時にやります。地方よしもとin札幌」
日時 12月30日(金)15時30分〜
場所 コンカリーニョ(札幌市西区八軒1条西1丁目)
前売 1000円
このライブに僕らも出演させていただきます。
是非遊びに来て下さい!
チケットがまだな方は、僕のブログかツイッターまでよろしくお願いします!


今、店頭に並んでいますアルバイト情報誌「an」の北海道版に僕のコラムが載っています。
是非是非読んで下さい!


コメントをくれたあなた。
ありがとうございます!
僕の作品への色々な感想、楽しく読ませていただきました。

2011年12月24日 (土)

ショートショート9

「聖夜」
402号室の男の証言。
「隣の部屋から急にパーンッていう、でっかい音が聞こえたんだ。すぐに銃声だってわかったよ。物騒なことには巻き込まれたくないけど、放っておいて後々面倒なことになるのも嫌だから、俺はすぐに隣の部屋に向かったんだ。幸か不幸か隣の部屋の鍵はかかってなかったから、俺は恐る恐るドアを開けた。部屋の中で、男がピストルを持って一人で笑ってた。何かが吹っ切れたように笑った後、男は、はっきりとした声で行ったんだ」
「おもちゃかよ。来年会ったら文句言ってやる」


やめとけよ!
後ろから、そう声をかけられて、僕はうんざりした気持ちになった。
十分悩んだんだ。
悩んで悩んで、悩み尽くしたんだ。
多くの人に迷惑をかけることはわかってる。
こんな自分でも、いなくなれば悲しむ人がいることもわかってる。
世間的には善くないことだということも、十分わかってる。
だけど僕は長い時間をかけて決めたんだ。
このビルの屋上から飛び降りて、人生を終わらすことを決めたんだ。
だから、急に現れた奴に何かを言われるのは、本当にうんざりだった。
だから男が「生きてれば良いことがある」だとか「君が死ねば悲しむ人がいる」だとか、ありふれた言葉を言ってくるのであれば、男の目の前で飛んでやろうと思った。
「なんで死んだら駄目なんだよ?」
僕が聞くと、後ろから彼の声が聞こえた。
「別に死んだっていいよ」
「え?」
「お前が死のうと生きようと、俺には関係ないし」
予想外の言葉に僕は驚き、後ろを振り返った。
そこには真っ赤な服を着たトナカイを連れた若い男が、けだるそうに立ってた。
訳がわからなくなった僕は、彼に迫った。
「だって今、やめとけよって言ったじゃないか!」
「死ぬのはいい。だけど飛ぶのはやめてくれ」
「なんでだよ!どう死のうと僕の勝手じゃないか!」
僕が言うと、彼は呆れたように言った。
「バーカ!駄目に決まってんだろ!今日空を飛んでいいのは俺だけなんだよ」
僕がその言葉に呆然としていると、いつの間にか彼が目の前に立っていた。
「メリークリスマス」
僕の手には、ピストルが握らされていた。


告知です。
「同時にやります。地方よしもとin札幌」
日時 12月30日(金)15時30分〜
場所 コンカリーニョ(札幌市西区八軒1条西1丁目)
前売 1000円
このライブに僕らも出演させていただきます。
是非遊びに来て下さい!
チケットがまだな方は、僕のブログかツイッターまでよろしくお願いします!


コメントをくれたあなた。
ありがとうございます!
しっかり読ませてもらっています。

2011年12月17日 (土)

僕の将来に対する唯ぼんやりとした不安

「我思う、ゆえに我あり」
どっかの哲学者が言っていた。
本当にそうだな、と思う。
何かを思うことで自分があるし、自分があるのは何かを思っているからなのだろう。
人はどこで思うのだろうか、と僕は思う。
心か?
脳か?
理由はないけど好き。
生理的に嫌い。
そんな言葉をよく聞くし、そんなことを思うことはたしかにある。
心が勝手に動いているんだと思う。
考えて行動を起こす。
考えて何かを生み出す。
それが日常。
確実に脳を使って、脳で思っている。
人は心でも脳でも思うのだ。
話は飛躍的に飛ぶけども、死んだら脳は消える。
心は消えるのか、残って生まれ変わるのかは知らない。
だけど脳は消える。
物理的に確実に消える。
心と脳で僕が形成されてるのであれば、死んだら僕はもうないんだな。
死んだら僕は終わりなんだな。
なんか嫌だな、って思う。


告知です。
「同時にやります。地方よしもとin札幌」
日時 12月30日(金)15時30分〜
場所 コンカリーニョ(札幌市西区八軒1条西1丁目)
前売 1000円
このライブに僕らも出演させていただきます。
是非遊びに来て下さい!
チケットがまだな方は、僕のブログかツイッターまでよろしくお願いします!


コメントをくれたあなた。
ありがとうございます!
「札吉学園I組」に遊びに来てくれたあなた。
ありがとうございました!

2011年12月12日 (月)

短いお話

「空から」
太陽が光ってる。
光ってる太陽を見ると、おばあちゃんは決まってこう言った。
「神様が笑ってるんだよ」
そう呟くおばあちゃんも笑ってた。
雨が降っている。
降りしきる雨を見ると、おばあちゃんは決まってこう言った。
「神様が泣いてるんだよ」
そう呟くおばあちゃんは笑ってた。
核爆弾が落ちてきた。
落ちてくる核爆弾を見て、おばあちゃんは言った。
「神様が怒ってるんだよ」
そう呟くおばあちゃんは、なぜか笑ってた。
その直後、僕の前から全ての景色が消えた。
爆風によって、おばあちゃんの部屋から難しい数式やら英語やらが書いてある何百枚もの紙が飛んでいったことは誰も知らない。


告知です。
「札吉学園I組」
日時 12月12日(月)19時〜
場所 SSM/SBA校舎内7階(札幌市中央区北1条西8丁目)
前売り 800円
このユニットライブに僕らも出演させていただきます!
是非遊びに来て下さい!
チケットがまだな方は、コメント欄かツイッターまでよろしくお願いします!


ブログへのコメントありがとうございます!
感謝しております。

2011年12月 6日 (火)

僕がどれだけ言葉を重ねても格好良い男よりモテないし格好良い男よりダサくなれない

「ブログ毎日書いて下さいよ」
先日、ある後輩芸人から、こんなことを言われた。
僕には、毎日ブログを書いていた時期があった。
「時期があった」なんて言ったら、かなり昔の話みたいだけど、一ヶ月前の話だ。
それを僕は自らやめた。
理由は毎日書くことでの、文章のクオリティの低下。
納得のいく物だけを世に出したい、という考え。
簡単に言えば、そんな感じだ。
「ブログ毎日書いて下さいよ」
後輩芸人が、なんの気無しに言ったであろう言葉に、僕の心は揺れた。
別に誰かの為に、書いている訳じゃない。
ましてや、その後輩芸人の為に書くなんてことはあり得ない。
だけど、僕が何かを書いたことで一瞬でも嬉しい気分になってくれる人がいる、ということは、とても素敵なことだとも思う。
文章のクオリティが下がることを、また繰り返すのか?
そもそも、自分にクオリティの高い低いがわかるのか?
納得のいく物だけを世に出すんじゃなかったのか?
自分で厳選したつもりになって、良い物を捨ててはいないか?
どうするべきかが、わからない。
正しい道が、わからない。
そもそも、正しい道なんてあるのだろうか?
どちらが、幸せかで選ぶべきなんじゃないのか!
ならば、幸せってなんだろう?
答えなんてあるのだろうか?
どっち選んだって、周りは何も変わんないんぜ!
何かを変えなきゃ駄目なのだろうか?
何かを変えれなきゃ、行動を起こしたら駄目なのだろうか?
行動を起こして、なんの意味があるんだ!
書いて、なんの意味があるのだろう?
幸せになるんだろ!
幸せになって、なにがあるんだろう?
誰かを幸せにするんだろ!
誰かを幸せにして、どうなるんだろう?
完全に思考の迷路。
浅はかな疑問の繰り返し。
くだらない。
こんなことを考えてる暇があったら面白いことを考えた方が未来の為になる、と我に代える。
本当にそうなのか?
なにが未来の為になることかが、お前ごときにわかるのか?
また迷路に入りそう。
「ブログ毎日書いて下さいよ」
あんたの一言が、僕をここまで悩ませたぞ。
悩むくらいなら書くよ!
明日から毎日書くよ。
僕は心に誓う。
なんてことは、まるでない。


告知です。
「札吉学園I組」
日時 12月12日(月)19時〜
場所 SSM/SBA校舎内7階(札幌市中央区北1条西8丁目)
前売り 800円


ユニットライブに僕らも出演させていただきます!
是非遊びに来て下さい!
チケットがまだな方は、コメント欄かツイッターまでよろしくお願いします!


コメントをくれたあなた、ありがとうございました!
全て届いております。


アルバイト情報誌「an」のコラムを読んでくれたあなた、ありがとうございました!

2011年11月30日 (水)

人生は変わらなくても瞬間は変わる

読書が好きだ。
昔から好きだという自覚はあったけど、最近は、より一層読書に夢中だ。
家で読む。
お風呂で読む。
地下鉄の中で読む。
時間があれば、地下鉄の終点と終点を何往復もしながら本を読む。
地下鉄の中で読んでいた物語の中から出たくない時は、地下鉄を降りても歩きながら読む。
地下鉄の構内で歩きながら本を読んでいる男性がいたら、それはきっと僕だ。
ある人が言っていた。
「エンターテイメントとは、客を私生活から一瞬でも離れさせ夢見心地にしてやるものだ」
まさにそうだ、と僕は思う。
ある人が言っていた。
「小説というのは、どこかで悲しんでいる人にそっと寄り添ってあげれるものだ」
本当にそうだ、と強く思う。
日常生活が、そんなにも楽しくないのですか?
日々、そんなにも悲しんでいるのですか?
その通りだよ。
私生活には、ろくなことがなくて、世の中にはろくな人間がいない。
生きていたって、悲しいことや辛いことしか起きやしない。
だからいっそのこと、物語だけ残してこの世の中なんて無くなってしまえばいいんだ!
そんな風に、僕は思う。
なんてことは、まるでない。


コメントありがとうございます!
ありがたく、いただきます。